研究会のこれまでの歩み

   このTEACCHの指導者研修セミナーが1989年、日本で初めて開催されました。これを契機として作られたのがTEACCHプログラム研究会です。この時のセミナーの受講生たちは、セミナーを通してTEACCHの理念に触れ、まさに「目からうろこが落ちる」体験をしました。「自分の住む地域にこれを持ち帰って、まずできることから始めていこう。そして地域での実践を互いに共有する機会を定期的に持ち、皆で励まし合っていこう」ーTEACCHプログラム研究会のスタートの陰には、受講生たちのこのような共通の思いがありました。

  以来十余年。スタート当初は会員数10名足らずの本当に小さな会でしたが、各地区持ち回りの自主セミナーが毎年脈々と引き継がれていくうちに、会の趣旨に賛同する人が続々と増え、各地で新たな活動の展開を生みながら、現在では1,985名(2007年2月)もの人たちが結集する会となりました。このようにこの研究会が発展してきたのは、時期は違っていても、TEACCHの理念や援助技術に感銘を受けた人たちがずっと後押しをしてきてくださったからだと思います

研究会の活動

   TEACCHプログラム研究会は、2007年2月現在、全国で北は北海道から南は熊本まで、14の支部から成り立っています。研究会としての方向性・一貫性を保つために本部を置き、会全体としての事業の企画・運営に当たっています。本部主催の活動としては、実践研究大会(隔年開催)、TEACCHコラボレーションセミナー(隔年開催)、トレーニング・セミナー、機関誌「ぷらう」(年2回)の発行がその主なもので、また支部ごとに支部例会、講演会、セミナー等、支部独自の活動が活発に展開されています。

研究会の理念

 これまでの研究会の歩みを振り返りながら、私たちはこれからも大切にしたいことを話し合う機会を持ってきました。いわばTEACCHプログラム研究会の理念ともいうべきものですが、それは次のような事柄です。

TEACCHに学び、自閉症の人たちの文化を大切にしながら手をつなごう。
・同じように、彼らをサポートする人たちも、互いを尊重しながら手をつなごう。
・他の政治的要素等をネットワーク内に持ち込まないようにしよう。
・できないと最初からあきらめず、身の回りでできることから始めよう。

このようなTEACCHプログラム研究会の趣旨にご賛同くださる方、ご入会を心よりお待ちしています。

入会希望の方はこちらまで  

TEACCHプログラム研究会リーフレットはこちらから入手できます