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TEACCHコラボレーションセミナー2008のご報告

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会長のつぶやき

 

 我々日本でTEACCHを学ぶものは日本の自閉症支援の質を高めるという共通の目的を共有しています。TEACCHとの出会いの時期は会員それぞれ違うと思いますが、私の場合はTEACCHとの出会いから20年近くになりました。自閉症と出会って数年後のことでした。TEACCHはそれまでに学んだ自閉症支援の方法とは根本的に違っていました。TEACCHに出会ったころは毎日が目から鱗の連続で、ただ夢中になってTEACCHを学んでいたような気がします。TEACCHは出会ったころに思っていたよりも、さらに大きく奥が深いことに少しずつ気づいてきました。TEACCHという巨大な存在の、どの部分に関心があったかについても、その時期その時期で違っていたと思います。構造化のパワーに幻惑されたり、TEACCHの診断の仕方の面白さに魅了されたり、TEACCH部の研修システムに感動したりしました。もちろん色々な疑問が生じることもあり、その都度TEACCH研の仲間や先輩に質問したり、TEACCH部のスタッフとディスカッションするなかで自閉症の支援の在り方を手探りで考えてきたのがこの20年間でした。
 どちらかといえば、一方的に学ばせてもらう関係だったのかもしれません。そろそろ、ただ学ぶだけでなく、こちらからも本家のTEACCH部にも貢献できると良いと思います。我々の実践を通してTEACCH部のスタッフと議論を重ね、TEACCH部からも学び、TEACCHのスタッフにも何か持ち帰ってもらえれば、それが本当の相互的な交流なのだろうと思います。そのような気持ちでTEACCHコラボレーションセミナーを企画しました。記念すべき第一回はグリーンビルTEACCHセンターのディレクターをされているジョン・ドカティ先生をお招きしました。一日目はドカティ先生に「TEACCHにおける学校教育へのアプローチ」について講演していただき、二日目は日本からは4人の会員が実践報告をしドカティ先生を交えて意見交換をします。会員はもちろん、一般の方の参加もぜひご参加ください。そして、自閉症の子どものより良い教育について熱く語りましょう。

                    TEACCHプログラム研究会会長 内山登紀夫                        

 
                          (2007年10月1日

 




最終更新日  2008年 5月 28日

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